CONCEPT

宝牧舎の想い

たくさんの子牛を生んでくれた母牛にも価値を。

代表 山地 竜馬

宝牧舎代表の山地竜馬です。
私は、牛飼いをはじめて10年になりますが、その中でどうしても取り組みたい問題を見つけました。

それは、「廃用母牛」(はいようははうし)の問題です。

妊娠しにくくなったなどと判断された母牛は、廃用母牛と呼ばれ、とても低い価格で取引されてしまいます。

たくさんの子牛を産んで活躍したのに、どうして最後このような形で終えなくてはいけないのか。
もっと評価されてもいいはずなのに。
非常に心が苦しくなりました。

そこで、私がはじめたのが、「廃用母牛のリハビリ放牧」。
実は、廃用母牛は、自然放牧をし、自然交配することによってまだ子どもを産むことができることもあります。

そのように、牛にとってストレスフリーな状態で、もう一度使命を全うしてもらう。
そして、最終的には美味しいお肉として、お客様に召し上がってもらう。

私はこのようにして、「廃用」という言葉をなくしたいと考えています。

また、牧場となる土地についても、こだわりを持っています。
北海道や阿蘇のような広大で平坦な土地ではなく、誰も使わなくなった土地を牧場にしています。

とても農地とは言えないような土地をよみがえらせることで、その地域に新たな雇用が生まれ、その集落にかつてのにぎわいを取り戻すことができます。

私は、牛の幸せが人の幸せとなるような牧場にしたいと思います。
これからも、牛も人間も幸せになる理想の牧畜を目指して、奮闘していきます。

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『理想の牧畜を目指す牛飼いのブログ』